土地の特徴
鎌倉市は、神奈川県内でも人気の高い住宅エリアです。
地理的には神奈川県の東南部に位置している三浦半島の付け根の部分で、すぐ隣に横浜市と藤沢市があります。
近くには逗子市と葉山町があることから、この3つを合わせて鎌倉エリアとするリゾート圏ができあがっています。
海岸線に位置していることから非常に景観が良く、町中に多くの坂や石段があって、そこから見下ろす景色が一つの特徴です。
鎌倉といえば、歴史的に鎌倉時代に政治の中心となったことで有名であり、市内にある数多くの歴史的建造物には日本史に大きく関わる施設が見られています。
街歩きエリアとしても数多くのメディアから紹介をされており、寺院などの遺跡だけでなくカフェなど飲食店、その他商業施設が数多く存在しています。
動向、資産価値について
鎌倉市を中心とする鎌倉エリアは、神奈川県内でも地価の高い地域となっています。
全国地価ランキングとしては第104位となっており、平均の坪単価は76.1万円と、これは大阪府旭区や熊本県中央区とほぼ同じくらいの相場です。
公共交通機関としては横浜市からJR湘南新宿ラインや根岸線が通っていて、約50分程度で到着をすることが可能です。
自動車を利用する場合には首都高速湾岸線を経由して、こちらも約50分程度で到着をすることができます。
人気の観光地ということもあって、利便性の高い交通機関が多くあるので、住環境としては申し分ありません。
鎌倉駅周辺には数多くの物件がありますが、周辺の市街地は古くからの住宅街であり、また貴重な文化遺産も含まれていることから、川崎市や横浜市の中心のような高層ビルや大型商業施設といったものは少なめです。
街の中心になっているのはJR鎌倉駅で、不動産投資目的の購入も駅沿線が中心になってきます。
リゾートマンションや一棟アパートといったものが多くあるので、どちらかと言えば小型物件の購入をする人が中心となるでしょう。
住みやすさ・おすすめポイント
鎌倉市は全国的にも有名な観光地ですが、住宅地としてもとても人気があります。
神奈川県鎌倉市は毎年の「住みたい街ランキング」も毎回ランキングをする人気の地域となっており、2017年には全国第8位となりました。
東京以外の行政市としてトップ10に入った都市はこの鎌倉市のみであることから、関東圏でも特に注目の地域であることが伺えます。
ここ最近の特徴として、90年代に流行したマンガ「スラムダンク」のモデルとなった地域ということで、マンガの中の景色がそのまま見られると、比較的若い世代からも移住が進んでいます。
江ノ島電鉄を使うことで江ノ島などの観光地にも利便性が高いので、長く住むのに向いているエリアと言えるでしょう。