土地の特徴
厚木市は、神奈川県のちょうど真ん中に位置している人口約22万人の都市です。
神奈川県内には全部で33の市町村がありますが、その第13番めとなっていることから、規模としてもちょうど中間というふうに言えるでしょう。
地理的には厚木市は相模平野の中央に位置しており、古くから温暖な気候と豊富な水資源、さらに山林の自然環境に恵まれた、非常に住みやすい土地とされてきました。
市内からは約9千年前の縄文時代早期の遺跡が発掘されており、さらに平安時代には相模国府と深いかかわりを持つ交通の要所とされてきたことが分かっています。
現在においても市内にある観光名所は非常に古い歴史があるものが多く、交通の便もよいことから、年間を通じて多くの人が訪れる地域です。
現在では横浜や川崎方面に連絡したベッドタウンとして発展しており、小田急電鉄小田原駅の「本厚木駅」を中心に大型ショッピングセンターや商店街が数多く営業しています。
休日になると家族連れが市内外から訪れているので、住みやすさということで比較をすれば、神奈川県内でもおすすめの場所と言えるでしょう。
動向、資産価値について
古くからの住宅地として栄えてきた厚木市ですが、もう一つ現在の厚木市の歴史として無視できないのが、第二次世界大戦中の基地です。
現在も神奈川県内にはアメリカ軍施設がありますが、これもかつては日本軍の基地や軍需工場として使用されてきたものが使われています。
ちなみに有名な「厚木基地」ですが、これは厚木市にはありません。
厚木市の地価相場は全国では187位とランクされており、坪単価としては49.2万円が相場です。
神奈川県全域でここ数年で上昇傾向にあり、住宅地として人気の高い厚木市も微増傾向が見られています。
住みやすさ・おすすめポイント
厚木市は気候や地形的に非常に住みやすい地域となっていることから、住環境も整備されており、今後も人気が高まっていく地域と言えるでしょう。
神奈川県内では川崎~横浜エリアで急激な開発が進められているところですが、県央地域でも広い土地を有効に活用した設備が多く作られています。
小田急小田原線の本厚木駅から横浜駅までは相模鉄道本線乗り換えで約1時間11分となっていて、毎日の通勤通学では微妙な距離と言えるかもしれません。
一方で、道路環境としては東名高速道路が大和市を中継して連結しているので、横浜まで約1時間で到着ができます。
郊外ということで「ぼうさいの丘公園」など環境のよい施設もあり、他に厚木野球場や厚木成年広場など子育てやスポーツを楽しむということに関しては大変便利な地域と言えるでしょう。
子育て政策としてもかなり充実をしており、保育士のための助成金や子供の医療費助成金が利用できます。