土地の特徴

藤沢市は神奈川県の南部に位置している湘南エリア最大の市です。

隣接して横浜市や鎌倉市があることから交通アクセス環境が良く、また市の南部に海岸線があり、美しい景観と利便性のよい住環境とが両立しています。

人口としては市内に約43万人が在住しており、これは横浜市、川崎市、相模原市に継ぐ規模となっています。
三浦半島の横須賀市よりもやや市の規模が大きな町という印象で、観光名所へも近いことからベッドタウンとして人気があります。

神奈川県内でも特に人気の高い住宅エリアとしてもよく知られており、毎年の「住みたい町ランキング」では神奈川県内で鎌倉市に次ぐ第2位となりました。

藤沢市は歴史的には遊行寺の門前町として発展をしてきた歴史があり、江戸時代に書かれた東海道五十三次では六番目に「藤沢宿」というところが登場しています。
江ノ島にも近いことから江ノ島観光に向かう人の立ち寄る地域としてもよく知られており、豊かな自然環境による農村地域が近代化により住宅地として変遷してきた、という歴史があります。

地理的には相模湾と北側の相模台地の両方が市内にあり、なだらかな丘陵地域による温暖な気候と、丈夫な地盤により過ごしやすい環境が形作られています。

動向、資産価値について

藤沢市の地価は全国の地価ランキングの第112位で、平均坪単価は72.6万円です。

同じくらいの相場の地域としては、大阪府東淀川区や埼玉県富士見市といったところがあります。
近くにある鎌倉市とよく比較をされることがありますが、住民サービスや交通アクセスなどを考えると藤沢市の方が全体的に住みよい地域ではないかという評価です。

横浜市中心地から藤沢市までは東海道本線を使えば約23分で到着できるので、かなり短時間でアクセス可能なところが魅力です。
観光では藤沢市から江ノ島電鉄を使って江ノ島を目指すことができるので、そちらの沿線も住宅エリアとして大変人気があります。

住みやすさ・おすすめポイント

藤沢市は観光の中心地が江ノ島を含む湾岸沿いに集中している一方で、内陸方面では住宅地が広がっています。
市の中心部となっている藤沢駅では湘南モールフィルや小田急百貨店藤沢駅といったところが目立っており、他にも複数の大型ビルが建築されているエリアです。

内陸方面や鎌倉に近い地域では低層住宅が目立ちますが、一方で海沿いに大型マンションが建築される動きも活発化されており、オーシャンビューのあるマンションとして多くの人から利用をされています。
市内の地価も微増傾向にあることから資産価値としても今後値上がりをすることが期待できており、住居目的・投資目的のどちらからも人気があると言えるでしょう。