土地の特徴
横浜市港南区は、横浜市の中心に位置している住宅地の並ぶ地域です。
横浜駅まではブルーライン一本で行けるようになっており、他にも京急本線から西区を経由して横浜駅方面を目指すことができます。
区内を南北に横浜横須賀道路が走っていることから道路環境も良く、横浜市内でも住環境に恵まれた地域としてよく知られています。
港南区の地形は山地や丘陵地による平坦な土地が広がっており、高台から眺めると低層住宅地が多く連なっていることが分かるでしょう。
区内には大岡川と柏尾川の支流が流れており、ちょうど枝分かれをした川の間に地盤の強い台地があります。
近年では地形の安全性から住宅地を選ぶユーザーが増えているということもあり、横浜市内でも注目の地域です。
住宅地として本格的に開発されるようになった歴史は意外に遅く江戸時代からで、横浜市内から徐々にベッドタウンとして発展をしてきました。
もともとは寒村地帯として横浜の港周辺を取り囲むような住宅環境が作られていましたが、1930年(昭和5年)に湘南電気鉄道(現在の京浜急行)が開通したことから、急速に田園地帯が住宅地帯へと変化してきたのです。
動向、資産価値について
横浜市は関東圏でも人気の高い地価上昇エリアです。
全国地価ランキングでも横浜市港南区は第91位とかなり高くランクしており、坪単価平均は81.8万円と、ここ数年微増傾向が見られています。
同じくらいの相場の地域としては川崎市多摩区や埼玉県川口市といったところがあり、やはり都心部とのアクセス環境のよい良好な住宅地としての評価が高い地域であることが分かるでしょう。
神奈川県内でも第14位の地価となっており、川崎市多摩区とはかなり環境面で近い評価を受けています。
アクセス環境としては、区の中心部となっている港南中央駅から横浜駅までブルーラインで約18分という好立地です。
更に言うと、横浜市内で最も人気が高い住宅エリアである京急本線沿線であるため、人気の高い日の出町や黄金町といったところよりも安い家賃を求める人が、港南区の上大岡や上永谷といったところを選ぶ傾向が見られます。
住みやすさ・おすすめポイント
港南区でも人気が高いエリアとしては、やはり京急本線の「上大岡駅」が中心です。
ベッドタウンとして発展してきた港南区では一人暮らしや夫婦世帯向けの小さな物件も多く、飲食店や日用品店が充実しています。
地価が値上がり傾向にあるということから不動産購入をした場合、その後資産価値が上がっていくということも期待できるでしょう。
住宅などを購入しておき将来的な住み替えに備えることができるのも横浜市内の魅力と言えます。
値上がりしすぎないうちによい物件を押さえてみてください。