歴史ある文教地区文京区
文京区といえば、東京大学、お茶の水女子大、東京医科歯科大学、筑波大付属小・中高校、といった有名な国公立・私立の学校を有している文教地区です。
医大付属病院も集中しています。
公園面積は広くないものの、小石川植物園、小石川後楽園、新江戸川公園、椿山荘庭園、六義園といった本格的な日本庭園が多くあります。
そのため落ち着いた街の雰囲気を残しており山手線内のエリアとは思えない落ち着きです。
駅は全て地下鉄であり、JRの駅はありません。
そのため駅前の商店街は比較的コンパクトな作りになっており、これも落ち着いた街を作っている要因となっています。
このような落ち着いた街並みを維持するために高さ制限のを定める高度地区の指定が検討されています。
千駄木、白山、本駒込、小日向、大塚などといった地域は低層住宅が多いので、中高層マンションを建設することが難しい状態ですし、今後も建設制限される予定です。
人区画あたりの分譲土地についても広さを制限することによって格子状の構造を作り整然とした街並みが広がっています。
再開発も進行中の文京区
文京区といえば古い街、閑静な住宅街という印象が強いですが、再開発プロジェクトも進んでいます。
区役所が入っている文京シビックセンターの北部は、南北に街区を貫く緑豊かな空間を確保しながら、春日や後楽園地区といった市街地に住宅や商業、業務ビルを建設する予定で計画進行中です。
地下鉄駅も接続する予定であり、今後さらに生活がしやすくなる見込みです。
再開発を進めても、街の印象を一気に変えることは考えていません。
歴史ある文京区の街並みや印象を残しつつもさらに生活しやすい地域を作ることを目指しています。
これによって子育て中のファミリー世帯でも生活しやすい環境を作り出す動きです。
安全対策もしっかりと進められています。
建物火災発生数も刑法犯罪認知件数は最も数ないです。
防災対策として災害発生時の対応についても整備を進めています。
中古価格が維持された資産性高い文京区の資産価値
文京区は都心の利便性の高さと住宅地として生活しやすい環境を維持しているとても整備された地域です。
人口増加率も地価上昇率も飛躍的な変動はないですし、新築マンションの供給率も決して高くはありません。
それでも歴史ある閑静な住宅街があることで地価は高めですし中古物件は値下がりせずにリセールバリューも高いです。
そのため、地価は坪単価340万円で全国ランキングでも全国14位、都内9位ととても高いです。
今後も新たな物件を少しずつ生みだしながらもリセール物件も値崩れせずに売買がされることが予想されており、この地価の状態は維持できると考えられています。