ご近所との付き合いは必要か
賃貸の場合、ご近所付き合いは不要か必要かで意見がわかれる部分もあります。
分譲や戸建となれば、その場所に長く住みますし、場合によっては人生すべてをその場所で過ごすわけですから、近所付き合いはとても大切になります。
何かあったときに頼れますし、困ったことがあったら助けてもらったり、意見を求めたりできます。
また、町ぐるみで何かのトラブルに見舞われたときも、お互いが顔を知っていれば協力し合って、それを解決することができます。
しかし、人生のすべてをそこで住むとは限らない賃貸の場合には、お付き合いをしないという選択肢を選んでいる人も多いようです。
入居したときに両サイドの部屋などに挨拶さえしないというケースも今はあるようです。
また、マンションやアパートの中で人と会っても日常的な挨拶さえしないという場合もあるみたいです。
さすがにそこまでいくのは行き過ぎですが、最初に挨拶するかとか、近所付き合いをするのかということに関しては意見がわかれるようです。
しかし、個人的な意見を言わせてもらうならば、これは付き合わないよりは付き合ったほうがいいということに尽きます。
ご近所付き合いはしたほうが良い
好き嫌いはあるでしょうし、そもそも相手がそれを望んでいるかどうかということもあるのですが、基本的には近所付き合いをしておいたほうが、あとあと面倒なこともありません。
たとえば賃貸の物件に住んでいると隣同士の部屋で騒音のトラブルなどが発生することがあります。
しかし、これは隣の住民の顔を知らないからこそ起こってしまうケースが多いようです。
いつも顔を合わせている相手であれば、たとえうるさい音があっても「仕方がない」と思ってもらえたり、我慢できない場合にも優しく注意してもらえるケースが多いです。
しかし、顔も知らない相手の場合には即座に大家さんへと連絡がいき、それによって不動産会社や管理会社を巻き込んだトラブルになってしまうこともあります。
また、さらに話が進めば退去を迫られるようなこともありますので、そのようなことにならないためにも普段から近所の人とは付き合っておきたいものです。
また、隣の部屋だけではなく近所全般との付き合いも重要です。
そのエリアにある様々な情報を手に入れることもできますので、話を聞いておきましょう。
知らなくても良い情報もあるかもしれませんが、知っておくとお得な情報などもありますので、近所付き合いがそこまで嫌でなければおこなっておくようにしましょう。
基本的に挨拶されて嫌がる人はほとんどいませんし、入居の際に菓子折りを持って嫌がられることもそうそうありません。
また、お世話好きな人もいるので、近所に顔を売っておくのも悪くはないのです。