土地売りました!

両親から受け継いだ土地を売って、賃貸住宅に住み始めた私たちですが、
今頃になって賃貸住宅ならではの気楽さを実感しています。

ずっと実家暮らしだったので

それまでは、子どもの頃からずっとその土地に立っている家で生活していたので、賃貸住宅にすむという経験はありませんでした。
だから、賃貸で暮らすというのがどのような感覚なのかまったく分からなかったし、どんなことに気をつければいいのかも想像が付かなかったのです。

よく、賃貸住宅は釘一本うってはいけない、などと言うので、
もしかしたらものすごく不便な生活になるんじゃないか・・・などという心配もあったのですが、
ふたをあけてみると想像していたほど不便なこともさほどありませんでした。

壁の釘などは、たしかに少しは不便ですが、現在は賃貸住宅で暮らす人が増えているためか、
粘着テープで使用できるフックなどの家具がたくさんあって、それほど困ることもないのです。

むしろ、賃貸住宅になって気楽だな・・・
と感じることがずいぶん多いことに気付きました。
自分の持ち家でくらしていた時は、
家のメンテナンスというのはすべて自分でやらなければいけませんでした。

たとえば、水道の調子が悪くなって漏水がおきたのならば、
自分で水道の修理業者を調べて電話をかけ、実際に見てもらって修理の見積りを取り、
必要な修理をしてもらう・・・というプロセスが必要だったのです。

しかし、これはやってみると分かることですが意外と大変です。
修理業者はたくさんあるものの、どれを選ぶのがいいかなどの基準は分かりませんから、
悪質な業者を選んでしまってお金をたくさんとられたらどうしよう・・・
などとひやひやしながらいつも電話をしたものです。

また、その修理が本当に必要なのかといったことも素人には分かりませんから、
業者の人に修理が必要と言われたら、それに従うしかありません。

トラブル対応が楽になった

ところが、賃貸住宅ではこのようなトラブルへの対処は、
全部不動産屋さんがかわりにやってくれるのです。
これはずいぶんと気分が楽なもの。
もちろん、そのぶんの費用を毎月管理費として払っているので当然の権利なのですが、
なんだかとても得をしたような気分になりますよ。

そんなわけで、賃貸住宅ならではの気楽さを満喫している今日この頃です。
自分の土地には自分の土地の、賃貸には賃貸の良さがあるものですね。
両方経験できたことは、とてもよかったんじゃないかな・・・と思っています。