浴衣が着たい
今年は、浴衣を購入してお出かけをしてみようかな・・・なんて考えています。
この年で浴衣なんて、といわれるかもしれませんが、実は私「浴衣を買う」ということにちょっとした夢がありまして。
その昔、まだ私が小学生だったころ。
お友達がみんな浴衣を着てお祭りを回っているのに、わたしだけそれをしてもらえなかったんですよね。
今思えば、両親も土地にかかるお金のために節約をしていたのかなあと思うのですが、私は「自分だけ浴衣がない」というのが悲しくて仕方がありませんでした。
中学生になったら買ってもらえるかなあなんて思ったのですが、中学生になっても買ってもらえず。
その後、アルバイトなんかをしても、私がほしいと思う浴衣を買うことはできませんでした。
浴衣って、ピンキリじゃないですか。
安い浴衣は本当に安く購入することができるけど、高い浴衣はそうはいかない。
私はおもちゃみたいな浴衣じゃなくて、ちょっと高い浴衣がほしかったんです。もちろん、別に「高いからほしい」というわけじゃなくて、私がほしいと思った浴衣が高かっただけなんですが。
そこで、浴衣を購入するという夢をかなえることができなかった私は、「何とか浴衣がほしいなあ」と思うようになったのです。余裕が出てきたら昔のことを思いだして、ついつい・・・。
浴衣選びが楽しい
この年齢になってと馬鹿にされそうですが、私は夢をかなえてみようと思います。
今、呉服屋に通って浴衣選びをしている最中。
きれいな浴衣がほしいな~と思って、いろいろと選んでいます。
もちろん、そんなに大金が出せるわけではありませんが、自分がほしいと思える浴衣を買いたいと思います。
うーん、どんな浴衣がいいかすごく迷ってしまいますね。
今年は、浴衣を購入してお祭りにでかけたいと思います。
数年前は、お金の心配ばかりしていて浴衣のことなんて考える余裕すらありませんでした。
今年になって、うきうきしながら呉服屋に通っていることが、不思議で仕方がありません。
また、浴衣と一緒に小物も買う予定です。
下駄と帯、そしてかんざし。私はかんざしを頭にさすのが夢だったので、本当に嬉しいです。
若い子なんかも呉服屋に浴衣を見に来ていることがあって、「みんなお祭りを楽しみにしているんだなあ」という思いでいっぱいです。お祭り、大人だって楽しみなくらいですからね。若い女の子は彼氏とデートをするのでしょうか。私の相手はすっかりしなびた夫ですが、一緒にお祭りを楽しむことができたらいいな。