土地売りました!

土地を売ると決めたものの、その先のことが全く決まっておらず不安を感じている・・・という人も多いかもしれません。
土地の売却というのは、それまで自分たちが暮らしていた土地を手放すということですから、かわりの家を購入しなくてはならなくなります。

土地が売れないと

土地がまだ売れていない状態では、新しい土地を買うということは困難です。
そしてそれは、ローンが組めないという問題にもつながります。
現在すんでいる土地や住宅にローンが残っているという場合、それも考慮に入れたうえで計画を立てていかなければなりません。

とはいえ、どうしても次の住まいを確保するためのお金というのは必要になってきますし、どうしてもそれが工面できないとなってそのままにしておく訳にはいきませんよね。
そうなると便利なのが「買取制度」という仕組みです。

通常の土地や不動産の売却というのは、販売こそ不動産屋さんに依頼するものの、その土地や不動産に買い手が付くまでは売り手のものであり、売れるまで当然ながらお金をてにすることはできません。

しかし、この「買取制度」を利用すれば先に土地を売却した時の代金を手にすることができるのです。
それはどういうことでしょう?

買取制度とは

じつはこれは、お客さんや買い手の人に土地や不動産が売れる前に、不動産屋さんが買い取ってくれるというものなのです。
つまり、土地が売れるまで待たなくても売却代金を手にすることができ、そのお金で新しい住まいを確保することができるということ。

そうなれば、とりあえず安心感がありますし、将来の人生設計も立てやすくなりそうです。
しかし、まだお客さんに売れる前に買い取ってくれるという制度は、いったいどのように成り立っているのでしょうか?

じつはこれは、事前に大まかな価格を決め、その値段での買い取りを行うというもの。
そしてその金額は、土地が売れるまで所有し続けたケースに比べて低くなってしまうのが一般的です。
しかし、早くに代金を手にすることができ、「このまま売れなかったらどうしよう・・・」という不安を払拭するにはとても良い方法。

売れ残ることのリスクをとるか、多少金額を下げてでも確実に代金を手に入れることを優先するかは、個々の家庭状況などによっても違ってくるでしょう。
しかし、このような仕組みがあることを知っているのと知らないのとでは、その結果は大きく異なってきますよ。