土地売りました!

土地を売ることを決めても、それはほとんどの人にとっては初めての体験ではないでしょうか。
そのため、一体なにから始めれば良いのか、そもそもどうやって土地の値段というのは決まっているのかということがまったく見当も付かないということもあるかもしれません。

それはごく当然のこと

土地を売るということはもちろん、土地を買うことについても、多くの人にとっては一生に一度あるかないかの経験です。
つまり、土地の値段がどうやって決定しているのかということは分からなくて当然なんですね。

そもそも、土地の値段というのはスーパーで売られている食料品の値段のように簡単に決まるものではありません。
土地の値段というのは、専門家がきちんと鑑定を行い、時間をかけて判断を下さなくてはならないくらい、時間のかかる難しいことなのです。
それゆえ、素人にはいったいどうやって値段が決まっているのか皆目見当がつかない、、、ということになってもおかしくはないでしょう。

とはいえ、土地を売る以上は、ある程度どのようにして土地の値段が決まるのかということを知っておかなくては、賢く土地売却をすることができません。
ここで土地の基本的な値段に関することを少し学んでみましょう。

土地の値段の決まり方

土地の値段というのは、査定によって決定します。
その査定というのは、専門家が土地の条件や特徴などさまざまな要因から総合的に判断するもの。

そして、その査定金額をもとにして、いくらで土地を売りたいのかということを、土地の持ち主自身がはじき出します。
これが「希望売却価格」です。
いくら相場はあるとはいえ、あくまでもその土地は売り主のものですから、売り主がまずいくらで売りたいかという希望の価格を出していいということ。

しかし、必ずしもその値段で売ることができるということではありません。
その土地の状態や相場などをかんがみて、その土地にとって適切な値段ではないと考えれば、不動産屋さんがその価格を調整することになります。
その調整の結果としてはじき出される値段が、「売り出し価格」と呼ばれるものです。

売り出し価格が決まると、まずはその値段での買い手を探し、それでも売れなければ値段を下げることになります。
つまり、土地の値段というのは、時間とともに変化するものでもあり、一筋縄ではいかないとても難しいものなのです。